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SDGsへの取り組み

MBSのSDGsアクションレポート
第10回2025年2月17日(火)
5 ジェンダー平等を実現しよう 5 ジェンダー平等を実現しよう
ターゲットNo.
5

ジェンダー平等を
実現しよう

サブターゲット
人々が平等に責任や権利、機会を分かち合い、物事を一緒に決めていく

「性別に関わらず、人々が平等に責任や権利、機会を分かち合い、物事を一緒に決めていく」
そのために、私たちができることはなんだろう?
現状を知り、意見を交換しあいました。

「性別に関わらず、人々が平等に責任や権利、機会を分かち合い、物事を一緒に決めていく」について報告。
■SDGs(「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」)についておさらい

持続可能とは、何かをし続けられる、ということです。SDGsは、私たちみんなが、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる「持続可能な世界」を実現するために進むべき道を示した、つまり、ナビのようなものです。人類はいま、そのナビが示す方向に進めているでしょうか? そして、私たち自身はどうでしょう?

■MBSは、会社の方針としてGOAL5のジェンダー平等を掲げています。

GOAL5の目指すもの

  • ①すべての女性に対するあらゆる差別をなくす。
  • ②すべての女性へのあらゆる暴力(女性を売り買いしたり、性的な目的などで一方的に利用すること)をなくす。
  • ③子どもの早すぎる結婚、強制的な結婚、女性を傷つけるならわし をなくす。
  • ④お金が支払われない家庭内の子育て・介護や家事などはお金が支払われる仕事と同じく大切な「仕事」であるということを、公共のサービスや制度、家庭内の役割分担などを通じて、 認めるようにする。
  • ⑤政治・経済・社会の中で何かを決める場に、女性と男性が同じように参加したり、リーダーになったりできるようにする。
■ジェンダー平等とは?

ジェンダー平等とは、性別に関わらず、人々が平等に責任や権利、機会を分かち合い、物事を一緒に決めていくことを意味している。

■日本の現状
  • ①ジェンダーギャップ指数 日本は118位/146か国(2024.6.12発表)(世界経済フォーラム「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書(2024)」より) 教育と健康に関しては世界トップクラスだが、「政治参画」「経済参画」が少ないいびつな形。
  • ②政治・経済での女性比率 202030目標 達成できていない(例:衆議院の女性議員比率は日本9.9%)(列国議会同盟(2020年10月時点)下院又は一院制議会における女性議員割合。) 政治・経済の中で何かを決める場に、女性と男性が同じように参加したりリーダーになることができていない。
  • ③家事・育児の負担、女性に偏り(6歳未満の子供を持つ共働きで家事・育児を行っている夫の1日当たりの割合 家事行っていない:76.7%、行っている23.3%、育児行っていない:69.0%、行っている31.0%)(総務省「社会生活基本調査」より)
  • ④女性に対する暴力(残念ながら、いまだ多くの女性がパートナーからの暴力やストーカーの被害にあっている。)
  • ⑤女性社長比率 愛知(46位)・岐阜(47位) 女性の社長比率が少ない製造業が多いから?

様々な不平等の中で、私たちにできることは何だろう?
みんなで意見を出し合いました。

クライアントから「MBSは下請けでいい、女の会社だから」と言われた。身近に差別がある。
40代あたりの人たちから、男女平等は当たり前という意識が浸透している印象。
所属している経営者団体の女性役員比率は10%に満たないが、少しずつ女性経営者の考え方も取り入れた方がいい、という理解が深まっている印象。
一方、認定を受けている米国の国際NGO団体では、女性経営者の会社ということで優遇されている。しかし、トランプ米大統領就任で、今後世の中がまた変わっていく恐れはある。
日々堂々と正しくきちんとした仕事をする。人として正しくあることが大切なのでは。
行動指針の仁・義・礼・智・心を最優先することがスタートとなる。
「性暴力撲滅に向けた早期介入とPTSD予防のための人材育成と社会システムづくり」(NGM4Sプロジェクト)に5年間参加し、今年度で終了。5年の間で世の中の変化を感じる(芸能界、テレビ局等)。根源は人権侵害。
男性優位の社会ではあるが、MBSは女性だけの会社ということで守られてきた感もある。世の中の社会規範を変えていくことも大事だし、女性ということに甘える事なく、五条の徳を実践しながら、コミュニケーションとっていくことが大切。
女性らしさ、男性らしさといったジェンダーバイアスには、日ごろから気を付けるようにしている。
自身が出産した頃、親世代は女性は家庭に入るものという考え方だったし、自分自身もそう考えていた。息子と娘には、男女で家事・子育てを分担することを伝え、男だから女だからという接し方もしないようにしていきたい。
学生時代、世代的に男女差は薄れていたように思う。就職後、上の世代の発言には性差を感じたし、上の世代の発言で意識が変わっていってしまうこともある?それを受け入れるのではなく、自分達で考え、次の世代へ伝えていくことが大事だと思う。
小1の壁を実感している。保育園に比べ預かり時間が短い。他にもクラス懇談会、PTA、平日の活動ばかり。上の世代の考え方もまだまだと感じることもあるが、自分の意見を押し付けることなく謙虚にいきたい。
自分の子どもたち世代だと、中学の制服が男女同じになってきたり、小学校のクラスで女の子が「ぼく」と言っても気にしなかったり、と変わってきている印象。若い世代の方へ安心して入社して頂けるよう、社内でジェンダーに関する学習は大切と考える。
会合にいくと、役をやっている方は男性ばかり。70代の男性は女性の方を向いていない。
30年以上前も、PTAは平日なので、働く女性が時間が取れず揉めた。なぜ女性ばかり、というのと、今だに男性がPTAをやるというのは現実的に難しいようで、なかなか世の中は変わらないものだなと感じた。
大学受験時、両親に「女の子は短大でいい」と言われた。弟の時は、「大学くらい行きなさい」だった。
前職のガラス作家間は性別、年齢の差は感じなかった。一方、行政で働いていたときは性差を感じる機会があった。
教育について、学生時代の教育は平等だが、会社では違う印象。男性上司は男性を部下として育て、女性はアシスタント、という感じで、私たち女性は役職についた場合の意識などを学ぶ機会がなかった気がする。
デザイナー業界では男女平等という環境だった。上の世代の人のコピーが気になり伝えたところ、「ママが助かる」→「家事が助かる」になった。伝えることが大事。
不平等を感じた事がなく、むしろ女性として優遇されてきたように思う。親権、手当など。
建築業界も男女差を感じた事がなかった。教育の賜物か。日本は人種が限られているので、差を感じにくいのかもしれないと考える。読んでいる本で「誰かの靴を履いてみるといい」というのがあり、そういう考え方を持つのはいいと思ったので実践していこうと思う。
家庭内で無意識に役割が決まっている。ご飯を作るのはお母さん、など。パートナー、娘たちには、「家事は、この人がやって当たり前、ということではない」と伝え続けている。


文責:データ事業部 M.T

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